食堂レポ日記

日本各地の食堂の紹介日記です。

豪華殿

沖縄名物の「タコライス」で有名な「キングタコス」。
野菜とチーズをトッピングしてみたところ、ものっすごい量になってしまいました・・・ 東京のカフェなどで食べるタコライスのタコミートとはちょっとちがって、タコミート自体の濃い味つけが濃いめで、なんとなく和風味でした。
女性なら2人で食べてちょうどいいくらいかな。
仕事仲間との富山市旅行中に、ホテルの朝飯では味気ないと思い検索。
大体、その地方の卸売市場の近辺には良い店があるのが判ってたので行きました。
ホテルをチェックアウトする少し前(7時30頃)に「これから朝飯食いに9人で行くけど入れる?」と連絡を入れると、富山訛りのおばちゃんが、「何食いたい?」というので「やっぱり地魚かな、鰤とか」というと「んじゃ、市場見てくるわ。
所で何時頃着く?」と聞くので「これから30分後」と返事しました。
その後タクシー三台で到着。
本当に市場の中にある食堂でした。
中に入ると客は誰もいません。
そうです、市場の人はもう仕事か終わって帰る時間ですからね。
従業員は70代くらいのおばちゃんが一人、メニューもごくある食堂のメニューが掲げられています。
店の広さは客席部分が二十畳位にキッチンが10畳位でしょうか。
客が三十人位でいっぱいになります。
キッチンと客席の間にカウンターがありそこには作り置きの惣菜もありました。
この日はイワシの煮物とカレイの一夜干しを焼いたものが三皿づつあり、とりあえずそれを出して宴会開始。
その後おばちゃんがマグロの昆布締めやマダラの鱈子の煮付けなど裏メニューを出してくれました。
生ものが欲しいなというと「未だ市場やってるから仕入れてくる」というので、それも悪いから自分たちで仕入れてくるから良い?と聞くと「いいよいいよ?」と快く許してくれました。
そこで市場に行って氷見の寒鰤を一本買い付け三枚におろしてもらいお店に持ち帰りました。
おばちゃんはそれを刺身にして出してくれました。
なお、我々が飲んでしまいお店のお酒が無くなってしまったので持参していた酒を出して飲んでいいかと聞くと快諾!おばちゃんにも一杯進呈して楽しく朝から宴会ができました。
結局8時?10時過ぎまでダラダラ飲んで食べて楽しいひと時を過ごすことができました。
けして期待するほどメチャメチャうまいものが出てくるわけではありませんが、 値段相応のものは出てきます。
おばちゃんもいい人だし、持ち込みも出来て満足。
ただし、市場の忙しくなくなる朝7時過ぎに行くのが色々我儘を聞いてもらえるコツだと思います。
ビジネスホテルの当たり前の朝食が嫌な方は一度足を運んではいかがでしょうか。
富山市はこのような朝飯の食える場所がありませんので良いと思います。
あと写真お酒は持込みです。